「トレードマーク」と「トレードドレス」の違いを教えて下さい。

「トレードマーク」と「トレードドレス」の違いを教えて下さい。

「トレードマーク」とは、言葉、名称、記号、図案、もしくは、それらの組合せで商品を特定し他者のものと区別する機能と商品の出所を表示する機能を有するものです。

具体的には、コンピューター会社の社名である「IMB」や「Microsoft」という文字から構成されるマーク、スポーツメーカーのナイキのマークなどがあります。

「トレードレス」とは、この「トレードマーク」をベースにして、これに見る側が抱くイメージ(色、形、匂いを含む)を加えたもので、総合的な全体イメージ又は全体概念です。

例えば、子供用のワンピースを花やハート、果物などで装飾した商品をよくデパートなどで見かけますが、その装飾された商品全体が「トレードレス」です。

もちろん、商標ですのでそれが「トレードマーク」などと組み合わされることにより、全体として商品識別機能と出所表示機能を有していなければなりません。

結論を申しますと、「トレードマーク」は文字や図形を使って商品識別機能や出所表示機能を発揮するもの、「トレードレス」は「トレードマーク」等を含む商品全体の総合的なイメージをもってそれらの機能を発揮するもの、という違いがあります。

ちなみに、どちらもアメリカでは商標登録が可能です。

※この記事が参考になったと思ったら共有してください。

商標登録ファーム概要

弁理士の大谷寛

 弁理士:大谷寛(Hiroshi Oogai)

 事務所所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町1丁目5番15号 BUREX平河町304

 電話番号:0120-95-2526 (03-4570-0792)

 メールアドレス:contact @ trademark-registration.jp

 営業時間:9:00~18:00 土日祝日休


アメリカ合衆国の商標登録のお問い合わせはこちら
サブコンテンツ

商標登録ファームのサービス提供エリア

※商標登録ファームでは日本全国の中小企業、団体、個人のお客様のアメリカの商標登録、出願の申請代行をしております。お気軽にご相談ください。

北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、新潟、長野、富山、石川、福井、愛知、岐阜、静岡、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

このページの先頭へ